被リンクを張ると通常は、メインページ(=対策URL)の検索順位(=SEOスコア)が上がります。
被リンクを張るとその被リンクが検索エンジンによってプラス評価されるため、メインページ(対策URL)の検索順位(SEOスコア)が上昇します。
ただ、なかには被リンクを張っても一向に対策URLの検索順位(SEOスコア)が上がらない場合もあります。
設置した被リンクの質がイマイチの場合は、検索エンジンによってゼロ評価されてしまいますので、いくら被リンクを張っても検索順位(SEOスコア)は上がらなくなります。
被リンクに関しては、この検索順位(SEOスコア)が上がって行く「プラス評価」と、被リンクを張っても検索順位(SEOスコア)が変わらない「ゼロ評価」があることは、どなたでも分かることかと思います。
では、逆に被リンクを張ると検索順位(SEOスコア)が下がるようなマイナス評価される被リンクは存在するでしょうか?
マイナス評価はあるのでしょうか?
結論から申し上げますと、マイナス評価はあります。
ですので、被リンクを張ることで逆に検索順位(SEOスコア)が下がることはあります。
Google公式の発言では被リンクのマイナス評価は・・・
「ん?Googleは公式でマイナス評価は無いと発言しているはずだが」と思った方もいらっしゃると思いますが、確かにGoogleはマイナス評価はないと発言しております。
Googleの言う通りであれば、被リンクの評価に関しては、プラス評価とゼロ評価があるだけということになりますが、実際には違います。
被リンク対策(被リンク獲得)をやっていると被リンクを張ることで検索順位(SEOスコア)が下がったり検索エンジン集客が減ることがあることも確認ができます。
つまりマイナス評価が存在するということです。
被リンクがマイナス評価されると実際どうなるのか?
マイナス評価に関しては、質の低い被リンクを大量に張らないとマイナス評価されることはありませんが、2018年現在もマイナス評価自体は存在しております。
どれくらい質の低い被リンクを張るとマイナス評価されるかですが、ペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に引っかかるくらい質の低い被リンクを大量に張り付けると、実際に被リンク群がマイナス評価されます。
マイナス評価されると被リンクを張らなかった場合よりも、つまりコンテンツSEOのみ(ホワイトハットSEOだけ)の場合よりも、検索順位(SEOスコア)が落ちたり、検索エンジン集客が減ります。
マイナス評価されまくっている場合は、検索順位(SEOスコア)は圏外まで落ちて、検索エンジン集客もほぼゼロまで落ちます。
通常はコンテンツSEOを意識して自演被リンクなしのホワイトハットSEOでWebサイトを運営して行った場合でも検索順位は付きますし、検索エンジン集客もそれなりにできるようになります。
それが質の低すぎる被リンクを大量につけてマイナス評価されてしまうと、付いていた検索順位は消えてしまい、検索エンジン集客も激減してしまいます。
よって、被リンク対策を行う場合は、被リンクの質には注意する必要があります。
少なくともペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に引っかからないくらいの質の被リンクを供給して行く必要があります。
そうしないと、逆に被リンクをつけることでマイナス評価されてしまい検索順位(SEOスコア)が下がったり、検索エンジン集客が減ってしまいます。
どのような被リンクがマイナス評価されるのか?
では、マイナス評価される質の低い被リンクとは具体的にはどんな被リンク群でしょうか?
それは、コピーアンドペーストで毎回同じパターン(同じ型)の被リンクを大量の衛星サイト(サテライトサイト)から大量に供給した場合がそれに該当します。
手を加えることなくコピペでペタペタと張り付けて量産できる被リンク群が、質の低い被リンクに該当します。
手を抜いて(コストダウン)してコピペで張り付けて行っただけの被リンク群は非常に危険です。
このタイプの被リンクを大量に張り付けてしまうとペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に引っかかります。
ペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に引っかかるクラスのクオリティの被リンクを大量に供給している場合は、マイナス評価されて検索順位(SEOスコア)は下がってしまいます。
手間であっても(大変であっても)手を加えて、被リンク群の並び順を変えたり、被リンク群のアンカーテキストを変えて行かないと(分散していかないと)、質の低い被リンクに該当してしまいます。
その質の低い被リンクの量が少なければ、マイナス評価は避けられます。
しかし、その質の低い被リンク量が大量になるとマイナス評価されて検索順位(SEOスコア)を落としたり、検索エンジン集客を減らしてしまいます。
被リンク対策を行う際に強く意識すべきこと
ですので、被リンク対策を行う時には、「マイナス評価」と「被リンクの質」は意識しなければなりません。
手を抜いて、同じアンカーテキストで被リンクを設置する場合は、被リンクの質が低くなりますので、被リンクの量を増やし過ぎないようにしないといけません。
被リンクの質が低い場合は、被リンクの量を増やし過ぎるとマイナス評価されますので注意が必要です。
一方、被リンク設置で手を抜かず被リンクの質が高い場合は、被リンクの量を増やしてもマイナス評価されることはありませんので、どんどん増やして行くと良いです。
質の高い被リンクを増やせば増やすほど検索順位(SEOスコア)の上がり易い環境が調って行きます。
質の高い被リンクというのは、手を加えて被リンク群の並び順を変えたり、被リンク群のアンカーテキストを変えたり(分散したり)した被リンクのことです。
被リンクの量を増やして行く場合は、とても面倒ではありますが、手を加えた質の高い被リンクを設置して行くことが、被リンクSEO成功の絶対条件となります。
そこを手を抜いてアンカーテキスト分散をせずに、キーワードだけで被リンクばかりしていると、被リンク量が多くなるとゼロ評価どころかマイナス評価されるようになります。
アンカーテキスト分散をせずにキーワードだけで被リンクして行く手法は、被リンク量が少ない場合のみ有効です。
キーワードだけの「質の低い被リンク」の量を増やし過ぎると、マイナス評価の対象となるので注意しましょう。
まとめ
被リンクの評価には、プラス評価とゼロ評価とマイナス評価があります。
マイナス評価は上述した通りで特定の条件が揃うと発動するようなイメージです。
質の低い被リンクをつけなければ、被リンクの評価に関してはプラス評価からゼロ評価のあいだを行き来するだけですので、被リンク対策でマイナス評価を過度に心配する必要はありません。
手を抜いてパターンが同じ(型が同じ)コピペ被リンクばかり増やしている場合は、大いにマイナス評価を心配する必要があります。
このコピペ被リンクはペンギンアルゴリズムや「手動による対策」が登場するまでは大変有効(大変効果的)でしたが、現在は有効ではありません。
ペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に対応していない「旧式の被リンク」群に関しては、マイナス評価の対象となり得ます。
ペンギンアルゴリズムや「手動による対策」に対応している「新式の被リンク」群に関しては、マイナス評価の対象とはならないため、被リンクの量を増やして行くならば、手をかけた(手間暇かけた)新式の被リンクを増やして行くことを被リンク対策ではおすすめします。