ここ最近の、Googleアルゴリズムの大きな変更により、ホワイトハットSEOを展開しているサイト群で、アクセス数(検索流入)が激減したり、検索順位を大幅に落としているところが多く観られます。
一方、自演リンク等で被リンクを多く獲得しているサイト群では、検索順位の低下や、アクセス数(検索流入)が減少する事象は殆ど起きていません。
自演リンクを多く獲得しているサイト群においては、逆に検索順位が上がったり、アクセス数(検索流入)が増加しているところが多くなって来ております。
大きく変わった現状のGoogleの検索アルゴリズム下では、被リンクがものを言います。
各ページに被リンク数が多ければ、検索順位は維持できたり上がったりしますが、各ページの被リンク数が少なければ検索順位を維持するのは難しくなっております。
Googleの変化し続ける色々な検索アルゴリズムを跨いで評価を下げずに検索上位を維持するには、被リンクの量(被リンクの数)がかなり必要になります。
ちょっと前までは、被リンクの量が少なくても、長文記事を書きさえすれば、検索上位を取れるキーワードが多くありましたが、Googleは常にそうい検索アルゴリズムではありません。
今現在のように、被リンクがそれなりの量ないと、検索順位を落としてしまう検索アルゴリズムもあります。
検索順位を落としたくないなら(アクセス数を減らしたくないなら)、被リンクを増やして行く必要があります。
ちなみに特定ページだけに被リンクを増やしても、検索順位が維持できるのはそのページだけです。
特定ページに被リンクを集中させれば、その被リンク効果がサイト内の全ページに波及するような検索アルゴリズムではありません。
特定ページに被リンクを集中させた場合は、被リンクの効果は基本的にはそのページだけに及びます。
多少はサイト内の他のページにも被リンク効果が波及しますが、波及効果は小さいです。
サイト内の全ページの検索順位を維持しようと思うならば、サイト内の各ページにそれなりの量の被リンクが必要になりますが、それだと被リンクコストが掛かり過ぎるので全ページの検索順位維持は現実的ではありません。
現状のGoogleの検索アルゴリズム下では、基本的には検索順位を維持するページ群を選ばなくてはなりません。
全てのページの検索順位を維持しようと思うなら、全てのページに被リンクを集中させなくてはならなくなるので、それはコスト面からみてかなり難しいものがあります。
サイト規模が大きい(ページ数が多い)場合、全ページに被リンクを集中させるのは難しいので、今までのGoogleの検索アルゴリズムと比べて、検索順位は低下しやすくアクセス数(検索流入)は減少しやすくなります。
サイト規模が小さい(ページ数が少ない)場合は、全ページに被リンクを集中させることがコスト的に可能ですので、今までのGoogleの検索アルゴリズムと比べても、検索順位は維持もしくは上昇し、アクセス数(検索流入)も維持か増加しやすくなります。
サイト規模が小さい場合は、順位維持もアクセス数維持も比較的楽ですが、サイト規模が大きい場合は、検索順位維持やアクセス数(検索流入)の維持が困難な検索アルゴリズムだと言えます。
まとめ
被リンク重視路線になったり、長文重視路線になったりと、変わりゆくGoogleアルゴリズムですが、この検索アルゴリズムで長く検索上位を維持しようと思うならば、一定量以上の被リンクは必要になります。
今現在のような被リンク重視路線になった時に、被リンクなしでは順位が維持できなくなります。
長文記事を主体としたホワイトハットSEOでは、通用しない期間が出てきてしまいます。
変わりゆくGoogleの様々な検索アルゴリズムを跨いで検索上位を維持するには、かなりの量の被リンクが必要になります。
自演リンク無しのホワイトハットSEO(長文SEO)では、長期の安定上位表示は難しいと申し上げられます。
長い期間、Google検索エンジンでは、長文(コンテンツ)重視路線が続きましたが、最近は被リンク重視の路線に再度入って来ております。
この被リンク重視路線が続く場合は、コンテンツSEO(長文SEO)に力を入れるだけでは足りません。
被リンクSEOにも力を入れていかないと検索上位を維持するのは難しいと申し上げられます。